そこからまた急いでバゲッジクレイムへ行き自分のスーツケースを待っていた。すると何名か日本人の名前が呼ばれ私の名前も入っていました。なんだろう?と思ってカウンターへ行くと日本人の係り員に説明を受けました。それは私のスーツケースはこの飛行機で運べなかったからまだ成田空港にあるということだった。急いでいてイライラしていたところに、スーツケースが2つともまだ日本にあると平然と言われて腹が立った私は文句を言いました。そして「このせいで買うことになる歯ブラシ・歯磨き粉等の日用品のお金を出してくれるんでしょうね!!」というと、「レシートを取っておいていただければその分の料金は支払います」という返事をもらった。結局たいして買わなかったのでお金を返してもらうことはなかったのだけど、もし同じような経験をしたことがある方は覚えておいてくださいね。エア・カナダは平気で荷物を運ばないことが多いです。今回も何人もの日本人のスーツケースが運ばれなかったようだった。昨年B&Bで働いていたときも何度か日本人の荷物が届かなかったことがあった。日本人はあまり文句を言わないから選ばれるのかな?と思ったりしました。
私は多少文句を言ったためか、ちょっとしたコスメニティのセットをもらいました。他の人はもらっていないみたいでしたが。モントリオールに滞在する予定があったけれどスーツケースが届くのはチェックアウトする日の前日の夜12時近くになるといわれたので、少し考えて最終目的地PEIの友人宅まで送ってもらうことにしました。
こうして初めは5つあった荷物が、パソコンが入ったトートバッグ一つと小さな肩下げバッグのみとなったのでした。バゲッジクレイムから出ようとすると、別の係り員につかまりスーツケースの中身についていろいろ聞かれた。「鍵はかかっていないか?」「肉は入っていないか?」「壊れ物が入っていないか?」「食べ物は入っているか?」「それはどんなものか?」さらに中身を調べるためにとスーツケースの鍵の番号を聞かれました。ようやくここを通り抜け(チェックインは成田で済ましていたので)カウンターでゲート番号を聞きセキュリティーゲートを通りました。ノートパソコンをケースから出すだけではなく、ふたを開けされられ機械で調べられたのには驚きました。モントリオール行きの搭乗口はまた遠かったので着いた時には搭乗が始まっていました。毎回なにかしら荷物に問題があり、時間がなくなり疲れ果てていました。
モントリオール行きの飛行機は予定通り出発し、予定通りに到着しました。空港からバスでダウンタウンのバス・ディーポへ行きました。泊まるホステルはすぐ近くのはずだったけれど場所を聞いても「あっち」とか適当な返事しかもらえなかったのでタクシーで移動しました。モントリオールはフランス語圏の州。英語を話せる人も多いと聞いていたけれど、タクシードライバーさんは英語が話せませんでした。ホステルの名前と住所をメモしていた紙を見せると問題なく連れて行ってくれました。メーターがあがることなくチップを入れて$7。「メルシー」とフランス語でお礼を言ってホステルへ行きました。ホステルは相部屋なのだけど、たまたま空室の部屋があったので最初の1泊だけ1人部屋気分で利用できました。8人部屋に鍵付ロッカーは3つしかありませんでした。早い者勝ち、、、、。複雑な気分でした。このロッカーは小さくはないけれど、スーツケースが入るほど大きくはありませんでした。そもそもホステルを使う人はスーツケースではなく、バックパックを使うんだろうな。
いろいろあって荷物が手元からなくなり最悪な気分でしたが、あとから思うとエア・カナダがスーツケースを遅れて運んでくれたのが吉と出たかもしれません。モントリオール空港からホステルまでの移動はとても楽でした。モントリオールからバスでPEIまで移動したときも非常に楽でした。(着替えがないのは非常に気持ち悪かったですが。)PEIに着いた時にはスーツケースは届いていたし。成田空港から送った荷物も私がPEIに着いた翌日に届けられました。Air便とはすごいものでたったの4日間しかかからなかったのです。スーツケースひとつは何やら空港で壊されたようなので、電話をしてなおしてもらうことになりましたが(本当はお金で返して欲しかったんだけど)。
なんだかんだ荷物について長々書いてきました。皆さんの旅行の際に少しでも参考になることがあればいいな、と思います。
ぜひ見に来てもくださいな♪