会社には9月いっぱい働かせて下さい。とは言ったものの、さすがに前日まで働いているのはしんどいからちょっとだけ有休を使い、9月26日(金)が最終日となりました。
最後は自分のペースで引き継ぎをすませ、ゆっくり過ごそうと思っていました。が、直前に新人さんが入り私の席がなくなりました。そしてこの新人さんの指導係りに任命されることになり、それも直前に知らされたため、とてもあわただしい最後の1週間を送ることになりました。全然落ち着かなかったから、仕事納めという気分を味わうことなく最終就業終了となったのでした。
最終日の夜には部署の人たちがにぎやかに送別会を開いてくれました。もう一人最近辞めた人が居たから、2人を見送る会になりました。
花束と記念品をいただき、2次会カラオケ、3次会は3人で飲み直し&語りの会となり、楽しい夜を過ごさせていただきました。ありがとうございます。
振り返れば、同僚さんたちはほとんどが素敵な人たちでした。仕事もしっかりする人が多いし、私の好きな熱血タイプの人もいました。みんな熱い思いを秘めている、そういう人たちに囲まれて働くのは良いものでした。
振り返れば、同僚さんたちはほとんどが温かい人たちでした。優しい人たちでした。
この短い間でも濃い時間を過ごしていたのだと思います。温かい送別会を開いてもらえたことだし、いつの間にかあの中に私の居場所もできていたのだと思うとそこを離れるのは非常にさびしく感じます。
振り返れば、英語が全く使えないわけじゃないし、多少つらいことがあってもそれをカバーし得る素敵な先輩たちが居たなかなかない職場だったのに、どうして私は転職することにしちゃったんだろうと思ってしまう瞬間があります。
けど、私が辞めると決めたからこそ知った先輩たちの私への思いもあったわけで、辞めたからこそ感じている気持ちなのだと思います。
さんざん迷って決めたことだから、これ以上迷うわけにはいきません。次に進むだけですね。
職場の人たちの輪から去ることをさびしいと思っていた私にある一人はこんなことを言いました。
「オレは全然さびしくないよ。だってまた会えるんだから。」と。
「辞めたらそれっきりになる人だったらさびしいけど、おまえはそうじゃないから全然さびしくないよ。」って。
とても心に響く言葉でした。たった10か月足らずでこう言ってもらえる人間関係を築けたことはうれしいですし、自分の自信・力になります。
上司の一人には「いつでも戻って来ていいんだからな」と言われましたが、別の上司には反対のことを言われました。
「戻って来たときは迎え入れるけれど、できれば戻って来ないでね。勉強してきた英語を生かせるところでがんばっていてくれている方がいい。」って。こう言ってもらえたらがんばるしかないですよね。
あと1日休んだら、新しい仕事が待っています。実際に働いてみないとわからないから、仕事内容について具体的なことは言いません。
これから少しずつ、ここでお話していけたらいいと思っています。
職場の人たちからの温かい気持ち、熱い気持ちを背に受けて、よりいっそう英語の勉強に励む責任を感じています。
そのことを忘れないようにここに綴ってきました。
自分で選んだ道。悔いのないように、笑顔でいられるように、精一杯やりたいと思います。