実は、去年、帰国してすぐの10月から翻訳講座に通っていました。
この翻訳講座はカナダからの帰国予定を少し早めた理由の一つだったりします。この講座に10月から通いたかったのです。
それから半年が経ち、とりあえず明日のレッスンで今の契約はおしまいです。4月からも続けたい気持ちはあったから結構悩んだけれど、継続はしないことに決めました。
通い始めは、先生の説明の仕方に慣れず途中で止めようかとも思った。(だって、"あれ"ばっかり言うんだもん。しばらく気になってしまい、"あれ"ってなんですか!?と思っていた。。)
けど、ほんの少し通ったくらいじゃわからないよ、もう少し続けたらクラスが面白くなるかもしてないよ、そう思って続けているうちに、おしまいまで通い続けることができてました。おばちゃん先生にも愛着が湧いてきていたり。サボり魔で根性なしの私にしては上出来です。以前に、通訳講座をドロップアウトという前科があるもので(ーー;;
この講座の翻訳範囲は広く浅くという感じ。自然科学・条約文・契約書・特許・小説・規約(?)・就業規則・映像翻訳(ボイスオーバー)等々。週に1回のレッスンの中、半年でこれだけやったので、一種類にかけられるのはせいぜい2〜3週間。なんとなくツカメテきたなぁ、と思ったら次は全く違う分野の課題。
翻訳を全く勉強したことのなかった私にとって、いろいろな文書に触れることができてそれぞれがどのようなものか知ることが出来たという面ではとてもよかったです。先生の説明も慣れたら、ちゃんとわかるようになりました。レッスンで、生徒さんが作った訳文の一部を発表しあうことがあるので、参考になることも多くありました。
でも、このクラスでプロに慣れるのか?というとちょっと疑問に思ってしまったり。
だって、ネットで調べていると、翻訳専門のスクールはたいてい翻訳の分野別にクラスが分かれてるんだもの。実務翻訳・文芸翻訳・映像翻訳とか、コンピュータ・金融・経済・契約書・特許・・とか。
私が通っているクラスは一応「プロを目指す」と謳ってはいるけれど、分野別に分けて勉強しなくていいの?と不安になってしまうのです。
もちろん、とても勉強になりました。毎回、先生は丁寧に添削してくれます。レッスンでさらに説明してくれました。ただ、一種類の翻訳分野について一つずつ突っ込んで勉強した方がいいのでは?とも思ってしまいました。
ただ、継続しなかったのは別な理由です。レッスン中に他の生徒さんの訳文を聞いていると、自分の訳がとても陳腐なものに見えてしかたない。こなれた日本語を作る以前に、誤訳もいっぱいで、毎回添削して返ってくる訳文は真っ赤っか。さらに翻訳講座に通い始めたあとに、働き始めた仕事のシフトのため毎週レッスンに通うこともできない。ひどいときは月に一回しか行けなかった(涙)
だから、とりあえず4月からは翻訳クラスの継続はしないで、文法を見なおすことにしました。この間に英検準一級に向けての勉強もするつもり。まず、基礎を堅めなおして、またやりたくなったら10から翻訳講座に戻ろうと思っています。寂しいけれど、日々追われていた翻訳課題がなくなると思うと開放感があり、うれしかったりもしています。
posted by エリ at 21:13| ☔|
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英語学習法。
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